今年こそ釣りたい!119時間以上春エギングして分かった、春イカを釣るのに本当に大切な事とは?

テクニック
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こんにちわ!えぎんがないです。
春の心地よい気候に誘われて、動物たちと合わせてすべてのエギンガーがソワソワしだす季節がやってまいりました。

我々えぎんがないもそうですが、今年こそはキロアップのイカを釣りあげたいと思う方も少なくないと思います。

そこで今回は我々が昨年実釣した119時間に及ぶ春イカエギングの実績をもとに、春イカの難しさや釣り上げるためのポイントを紹介いたします!

昨年の119時間に及ぶ春イカエギングのまとめ記事はこちら

今回の記事を読んでいただき、是非ご自身が通われているエリア(ポイント)や、釣りに出かけているタイミングを振り返っていただき、明日の1杯につなげましょう!!

誰がなんと言おうと春イカはそう簡単じゃない!

アオリイカを釣り上げた画像

色々な方々がいろんな意見を言われていることを否定するわけではないですが、春イカは簡単な釣りじゃないです。むしろ釣れないことが基本と考えたほうが良いとまで思ってます。

では、熟練のテクニックがないと成立しない釣りなのか?というとそうではないです。

現地で非常に実績を上げている方のお話を聞いたり釣りをしている姿を見ても、テクニックの差はもちろん最終的に影響するものの、大切なのはイカが釣れる条件をいかに見定められるか?が非常に重要だということです。

ここからはネットや会話の中でよく出てくる話と、我々えぎんがないが見て聞いて試して気が付いた事実を紹介しちゃいます!!

事実その1 春イカシーズンは3月~5月も長くない

よく目に耳にする話ですが、これ自体は真っ赤な嘘ではないです。

ただし、この期間は相対的に導き出された数値であり、実際は地域ごとの水温、潮周り、ポイントによって差があります。

昨年自分たちで取り貯めたデータや、いろんなエギンガーの方からのお話を伺う限り、ピークは潮一回り、つまりおよそ2週間ほどであると考えられます。

産卵時期は個体差があるので、もちろんピークの前後に釣れるケースもありますが、基本的にはこのピークを逃すと釣れる確率は下がっていくと思われます。

事実その2 過去によく釣れたポイントでも釣れるとは限らない

これもよくある話ですが、アマモなどの産卵床になるポイントを攻めることで春イカとの遭遇率を上げるという行動は正しいと思います。

しかし、そのポイントにべったりと張り付くのはおススメしません。なぜならば、その年のシーズンの中での特定の日や時間で環境は大きく変化するからです。

潮周りやベイトの有無、水温、など様々な環境に合わせて釣りができるように、いくつかのポイント(釣り場)をストックしておき、状況に合わせてエギングすることをお勧めします!

ケースによっては環境がほかの魚介類によって荒らされて、その年以降イカが産卵場所を変えてしまったなんてことも少なくないので、しっかりと見極める必要があります。

事実その3 朝夕マズメはただのプラス要素

朝マズメ、夕マズメはデイ(日中)のエギングに比べチャンスが高いのは間違いないです。

事実ローライト環境のほうがイカの活性が上がるというのは、イカが夜行性ということもありますので間違いないでしょう。

しかし妄信は危険です。必ず「朝マズメ+●●」という複数条件で見定める必要があります。

例えば、満潮時4mくらい水深エリアにおいて、干潮時の推進2m前後の潮止まりにエギングをしても、ベイトが入って来づらいので結果としてイカが口を使うモードに入らないケースが多々あります。あくまでも条件の一つとしてとらえましょう。

事実その4 大潮、中潮がチャンスとは限らない

確かに潮通しが良くなる大潮、中潮はエギングだけでなく釣り界隈における「釣れる日」の代表格です。

もちろんエギングにおいても特に満月の大潮は産卵する個体が増えるとされているため、岸に近づいたイカと出会えるチャンスがあります。

しかし、潮を効きすぎてしまったり、干潮時に大きく水位が下がったりと決してプラス要素だけでないです。

また嫌われがちな若潮、小潮については、最初の潮周りということもあり、新しい潮に乗って岸まで入ってくるフレッシュなイカと出くわせるチャンスがあります。つまり荒らされる前のポイントに入ってエギングをすることが可能なんです。

これは以外と釣ってる人は実践しているので頭の片隅に入れておくとよいでしょう。

事実その5 ボトムにイカがいるとは限らない

春イカシーズンの中でもとりわけキロオーバーの個体はボトムにいることが多いのは確かです。
またこの時期のイカたちは秋のように率先して追いかけるような行動はとらず、自身の近くを通った魚に対してスイッチが入った時に手を伸ばすことが多いといわれてます。

しかし、それはあくまで対象となるベイト(餌)がボトム付近にいる場合の話です。
その為、ベイトが中層付近を泳いでいる場合、中層にできるだけ長い時間エギをステイ(存在)させないと捕食行動をとりに来たイカの真下にエギがある状態では釣れません。

これは他の要素でも伝えましたが、その日の条件に合わせてエギングをすることが重要です。

釣れる人は釣れる可能性を極限まで高めている

岩礁の上で釣りをする男性

先ほどご紹介した5つの事実でも上げましたが、要は釣れている人は「もっとも釣れる確率が高いタイミングを知っている人」です。

釣果投稿サイトにて同じような名前が連日上がっているのは、単にその釣り場で投稿している人の少なさなどもありますが、皆さん共通して言えるのは「なぜその日その場所でエギングをしたのか」の根拠がはっきりしています。

春イカ攻略の近道とは?

1にも2にも、まずはリサーチすることです。

理想は、気象条件(水温、風量、風向、潮汐)などの情報当然のこと、地形やイカが沖から通ってくる道筋などを想定し、「どの場所からどの方角に何メートル先を狙う」までを具体で想定できるくらいまでリサーチできると釣果が断然変わってくるはずです。

今は釣り界隈においてもテクノロジーの進歩のおかげで、気象予報、過去の実釣データなどを、アプリやSNSなど様々なツールを使って情報を収集することができます。

また、釣り場にいる方に声をかけるのが苦手な方は、自身の住んでいる釣り具店だけでなく、なるべく現地に近い釣り具店の店員さんに声をかけるのをお勧めします!

一般的な釣りの知識ではなく、実際にポイントに行っている人だから知っている情報を持っていることが多いので、是非教えを請いましょう!

ただし、釣り場の情報公開は釣り人にとって慎重になる話題の一つです(ごみ問題や地元民の方とのトラブルなどで釣り禁止エリアになるなど)

教えてもらうのが当たり前ではないのでご注意ください!

ポイントを押さえることができれば初心者でも釣れる!

夕暮れの中エギングをする男性

春エギングは以上のことから初心者の方が、ゼロ知識で現地にいっても釣り上げることは中々ハードルが高いことが分かったと思います。

事実初心者だった我々えぎんがないも、最初の春シーズンはかなりの時間を費やしてたったの1杯しか釣れませんでした。。。

しかし、上記であげた釣れるポイントを押さえることができれば、初心者の方でも爆釣することだってあり得ます。

現に我々えぎんがないでもエギングを初めて数回の方が、1時間ちょいで3杯釣って帰っているのを目撃しています。このときは偶然でしたが、あとから考え直したときに、潮の向きや投げたポイント、ゆっくりとしたエギのしゃくり方など釣れる要素は整っていたのを思い出します。

エギングに対して苦手意識を持っていらっしゃるかたもいるとは思いますが、こういった自分のロジックで、通っているエリアの条件を整えていくのもエギングの楽しみの一つです。

まずはほんのちょっとのことから意識して色々試してみるとよいです。

貴方の1杯につながれば最高です!ともにエギングライフを楽しみましょ!!

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎

「えぎんがない!」とはエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガー2人組みが、神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!

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