【最新版】もうエギカラーで迷わない!エギのカラー選ぶ時の5つのポイント

エギ
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皆さんエギの色選びってどうされていますか?
エギはカラーや号数に加えてシャローやディープ等のタイプの組み合わせが多い為、このタイミングって何が効果的なのだろう?と迷いますよね。。。

特に初心者の方々にとっては、どのエギを選べばよいのか、どのタイミングでどの色が効果的なのか、迷いがちです。そこで今回、私たち「えぎんがない⁉」が実践しているエギのカラー選びの基本ルールを、わかりやすく5つのポイントにまとめてご紹介します。この情報が、エギングの楽しさをさらに深める一助となれば幸いです。

エギの上布(背中の色)は潮色をもとに判断しよう!

エギの上布を示す画像
エギ王Liveネオンブライトバトルグリーンの上布はグリーン

エギの背中の色は、ボディカラーや上布とも呼ばれていて、僕らが特に重視している選定ポイントの一つです。これは、その日の潮の色に合わせて選ぶことが多いです。

潮の状態おすすめカラー
濁っているオレンジ、ピンク
澄んでいるブルー、ベイトカラー、ブラウン、グリーンなど
背中の色の選び方

潮が濁っている場合は、自身の視認性が高い鮮やかなオレンジやピンクなど、目立つ色を選択します。
逆に潮が透き通っている場合には、ブルーやグリーン、ベイトに似た色など、潮の色に馴染みやすい色を選ぶのが適しています。これにより、イカに違和感を与えずに近づけることが可能です。

特に春の親イカシーズンに向けては、水温の上昇に伴う海水の層の入れ替わりで潮の色が変化しやすく、また大きくなった親イカの警戒心も強まります。
この時期は、潮に馴染むブルーやグリーンといった色を選ぶ機会が増える傾向にあります。

エギの下地の色(体の色)は光量をもとに判断しよう!

エギの下地を示す画像
エギ王Liveネオンブライトバトルグリーンの下地はケイムラのクリアボディ

下地のカラーについては、テープカラーとも呼ばれていて、僕らは使用する時間帯の周囲の光(明るさ)の状況に合わせて選択しています。

光の状態おすすめカラー
朝夕まずめオレンジ、ピンク、ケイムラ
晴れた日中ブルー、金、銀、ケイムラ
曇りの日中金、ケイムラ、虹、夜光
赤、紫、黒、白、クリア、夜光
体の色の選び方

私がこれまでに体験した中で、特に朝マズメ時間帯はケイムラのエギの勝率が高いです。
また夜の時間帯は赤やクリアボディのエギを使用することで、多くのアオリイカをキャッチしています。

また、釣りの情報サイトを見ていると、一日の時間帯にかかわらず、金色や虹色、ケイムラカラーのエギが安定して良い釣果をもたらしていることが目につきます。このことから、これらのカラーが、さまざまな条件下でイカを惹きつける魅力を持っていると感じています。

あえて夜間にケイムラのエギカラーを選ぶ!

2022年初夏に深夜の三浦半島の磯にて、えぎんがない⁉メンバーがケイムラカラーのエギで釣ったアオリイカ

我々えぎんがない⁉は、夜間にケイムラエギをキャストしてアオリイカがヒットした経験が沢山あります。

しかし、ケイムラの発光には紫外線を必要としますが、月の明るさは太陽の100万分の1程度と言われており、港には常夜灯もありますが、海中のケイムラエギを発光させる程の紫外線量を得る事は難しいと考えています。

それでも夜間にケイムラエギをキャストして実際にアタリが出る点については、ケイムラエギに採用されているクリアボディを光が通過する際の煌めきによる集魚効果が釣果につながっていると考えています。

蛍光/夜光/ブルー夜行/490グローのエギカラーを使いこなす!

2022年春の夜間に三浦半島の堤防にて、えぎんがない⁉メンバーが夜光カラーエギで上げたアオリイカ

夜間に光るという事はわかるけど、それで何故イカが釣れるのかイマイチわからない蛍光、夜光、ブルー夜光、490グローの違いについても探っていきます。

種類特性
蛍光(ケイムラ等)紫外線が当たっている間だけ発光する。貯める事は出来ない。
夜光光を貯めて緑っぽい色に発光する。波長は520nm。
ブルー夜光光を貯めて青緑色に発光する。夜光より暗い。
光の波長が488nm。490グローとほぼ一緒。
490グロー光を貯めて青緑色に発光する。夜光より暗い。
光の波長が490nm。ブルー夜光とほぼ一緒。
蛍光、夜光、ブルー夜光、490グローの違い

ケイムラに代表される蛍光のエギは、紫外線を可視光に即時変換して発光し、夜光やグローは光を貯めて光ります。
また、ブルー夜光や490グローはイカが感知しやすいと言われてい490nm前後の波長で発光するようです。

光の波長領域図
引用元:https://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/550

アオリイカの色の見え方を理解しよう!

三重大学大学院生物資源学研究科 牧野朗彦さんの修士論文 イカの視覚に関する基礎的研究によると、アオリイカの視力は0.63で、感知できる光の最大波長は494nmだと言われているそうです。

出典1:三重大学大学院生物資源学研究科 牧野朗彦さんの修士論文 イカの視覚に関する基礎的研究 

また、YMASHITAの動画「【エギングラボ】VOL.2 アオリイカ視覚とエギのカラーの関係性に迫る!!」によると

  • アオリイカの視力は0.64で、攻撃姿勢の際に最大焦点になるそうです。
  • イカには色が白黒に見えていて、明暗(濃淡)で獲物を判別している。
  • 水中は水深が深くなるほど光の量がグッと減る為、獲物を色を判別できる意味が薄い為の進化

などなど、目からウロコの情報が盛りだくさんでした!

この動画は、アオリイカを狙う上でめちゃめちゃ勉強になるので皆様も是非見てみてください!

エギのカラー選択は基本をベースに経験や直感を足していこう!

今回はエギの色の選び方について、僕らえぎんがない⁉が採用している選択ルールを元にお伝えしました!

今回ご紹介した選択ルールは迷った時の指標ですので、通っているホームの特性に自身の経験や直感等を加味して、より良いカラーローテーションを組み立てる事が重要だと考えています。

基本的なルールとは別に、下記の記事で我々えぎんがない⁉がこれだけは持っていくという、必須カラーをご紹介していますので、カラーローテーションに迷った際には参考にしてみてください!

この色は外せない!僕らの必須エギカラー4選

エギはサイズやカラーの選択肢が多いので、本記事が新しいエギを購入する際やフィールドで選択に迷った際の一助に慣れば幸いです。

また、エギの色以外にも号数やカスタムによっても釣果が変わるので、それについては下記を参考にしてみてください!

重さや号数の選び方
アワビシートを使ったカスタム方法

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎

「えぎんがない!」とはエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガー2名組みが、神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!

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