【新作レビュー】ダイソーから新登場！110円の新エギ『Squid Egi Jig』を試してみた！

ダイソーがまたやってくれました！釣り人にとってありがたい存在である100円ショップ、ダイソーから新たに登場したエギ『Squid Egi Jig』。

この記事では、旧作エギスパートとの違いや、新しい特徴、実際に使用した際の釣果を詳しくお伝えします。

同じダイソーの旧エギ、エギスパートについてはこちらの記事で解説しておりますのでご参考にどうぞ！

ダイソー『Squid Egi Jig』の特徴と旧作からの改良点

まず、今回の新作『Squid Egi Jig』は、以前の「エギスパート」から名称が変更され、より本格的な仕様に進化しました！

カラーとサイズ展開

新作は3色（オレンジ系、ピンク系、金色系）で、2.5号、3号、3.5号のサイズが展開されています。
色と号数の掛け合わせで総計9種類の中から選べるのは非常に魅力的です。
前作のエギスパートにあった紫系や黒系カラーは廃止されたようです。

号数について私が良く利用する、エギ王Liveと比較すると、2.5号と3.5号は重め、3号は軽めになっています。

号数	重さ	号数別特徴
2.5号	11g	秋の小イカやヒイカなどの小型のイカ狙いに
3号	14g	通年で使用する場面が多いオールラウンダー
3.5号	23g	春の大型イカを狙いや荒天時に

主な改良点

蓄光機能の追加：ライトで光を当てることで、暗い環境でも多少ですがエギが光り、アピール力がさらに増しました。

デザインの変更：下地から無地からマーブル模様に変更。パッと見で、普通のエギに見えるような質感になりました。
公式のデザイン特性は下記なのですが、ピンクとオレンジのオススメシュチュエーションが全く同一です。ピンク、オレンジは鉄板カラーですが、せっかくならば赤や緑を出せば良いのにと感じます。

カラー名	下地カラー	カラー特性
ピンク	マーブル	光量が少ないマヅメ時や、濁り潮にオススメ
オレンジ	マーブル	光量が少ないマヅメ時や、濁り潮にオススメ
アジ	金色	光量がある日中や、澄み潮の際にオススメ

【個人的に良かったポイントは下記2点！】
シンカー形状の改良：旧モデルでは鉄板のようだったシンカーの形状が斧型に変更されました。
フォール時の安定性が向上し、よりスムーズなアクションが可能に！

ダイソーの公式ページには「シンカー部に糸オモリを巻くカスタマイズが可能。」と記載があるのですが、一体どこに糸オモリが巻けるのかは謎です。（以前のモデルはシンカーに穴がありました。）

カンナの変更：黒塗装から無塗装の銀色カンナへ変更。何よりも、カンナの形状が半円から半楕円になり、フッキング力が上がったと想定されます！

実釣レビュー：東京湾で試してみた！

ホームの三浦半島が強風の為、新作のエギを持って東京湾の釣り施設に向かいました。気になるのは実際の飛距離、フォールの安定性です。

飛距離とフォールの安定性

まず、飛距離については2.5号でも安定した飛行姿勢を維持しており、通常のエギと比較しても遜色ない飛距離を実現できました。フォールの安定性については、テンションフォール・フリーフォールともに、エギスパートよりしっかりとした姿勢でフォールしてくれます。
そしてエギスパートにあった、シャクった際の水切りの悪さ（抵抗感）がなくなりました。
これはシンカー形状の改良が功を奏した結果でしょう。

耐久性：最大の弱点か？

前作のエギスパートから続く最大の弱点として挙げられるのが耐久性です。数時間使用した後、表面の布が剥がれ始めるのが確認できました。エギスパート同様に、初回キャスト前に接着剤による補強が必要かもしれません。ただ、これは価格を考えればある程度は仕方のない部分とも言えます。

総合評価：コスパ最強のエギ

新作ダイソーエギ『Squid Egi Jig』は、飛距離やフォール姿勢の安定性など、前作に比べてかなりかなりのパワーアップと遂げながら、相変わらず100円という驚異的な価格で販売されています。

初心者の方や、予算を抑えたい釣り人にとって、非常に魅力的な選択肢でしょう。特に初めてキャストするポイントや普段攻めないエリアでのキャストにはぴったりです。

ただし、耐久性の面で少し工夫が必要なので、前作のエギスパート同様、購入後に接着剤での補強などをお勧めします。これさえクリアできれば、間違いなくお得感のあるエギです。
また今回は出会いませんでしたが、前作はシンカーの取り付けが斜めになっている個体があったので、購入時はシンカーの位置を良く確認する事をオススメします！

最後までお読みいただき、ありがとうございました！