【最新版】オススメの神奈川県ボートエギングエリアと実績あるポイント6選

エギ
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突然ですが普段から岸でエギングを楽しんでいるとこんなシーンありませんか?

  • 潮流が悪いのか沖合にある潮目が全然入ってこない
  • 風下にしか立てないので、エギングにならない
  • ナブラが起きているけど、エギが届く距離じゃない
  • ライバルが多すぎて釣座に立てない

この悩み、ボートエギングならすべて解決できます!

ということで今回は釣りをしている人もそうでない人も、一度は気になるボート釣りに関する情報を記事で紹介していきます。

更にボートエギングに関する記事を前後編に分け、我々がボートエギングする際に非常に気になって調べまくった「実績のあるポイント」と「準備すべき装備やテクニック」についてご紹介していきます。

初めてボートに行くのはちょっと心配な方や、上手じゃないのに恥ずかしいと思っている方は、今回の記事を読み、ポイントを抑えていただければ、不安や疑問を解決できるかも!?

では前編スタートです!

1.上級者から親子連れまで楽しめる人気ボートエリア 〜葉山

葉山の貸しボート画像
リゾート地としてだけでなく観光地としても近年人気の葉山。海岸にはボートだけでなく散歩や海水浴に楽しむ人々の姿も見えう。

一つ目のご紹介は神奈川県の三浦半島、湘南エリアでも人気で有名な貸しボート店である「葉山釣具センター」さんです。

最盛期の週末ともなると、上級者はもちろんのこと、家族、学生、カップルなど多様な使われ方で50隻以上のボートが出船いたします。

また、隣接するマリーナから遊覧船、フィッシングボートが出たり、SAPで釣りを楽しむ方々もおりますので、非常に広いエリアとはいえ、人気スポットを抑えるには競争率が高いです。

エリア特徴

葉山森戸海岸の地形図
島廻の複雑な地形と潮通しの良さから、春夏秋とイカを狙う多くのエギンガーが訪れる人気エリアだ

なぜこの葉山の中でも今回ご紹介する森戸海岸が人気かというと、砂地をメインに沖合に向けて伸びた小島や岩礁帯が複雑な地形を形成しており、イカはもちろんのこと、アジ、サバ、イナダ、カツオ、などの人気の青物から、クロダイ、マダイ、カワハギ、ヒラメ、マゴチなどの人気魚種も釣れる屈指の好スポットなためです。

特に菜島と呼ばれる小島周辺は非常に人気なスポットです。

海岸から200mくらいの距離は非常に穏やかですが、沖合に向かうほど天候次第で非常に荒れることがあるので注意が必要です。

ポイントとしては当日の葉山の天気予報を見るだけではなく、東京湾のアクアライン下に存在する「風の塔」近辺(千葉県君津沖)の風量をチェックするようにしましょう!

上記エリアで10m以上の北西寄りの風が吹くと、横須賀、葉山にある山々を超えて降りてくる風が沖合に向かって強く吹き、小島、もしくは沖合に強烈に流される危険があるため、どんなに現地が穏やかでも、少なくとも1時間に1回は東京湾の天気をチェックしましょう!

オススメポイント① 葉山灯台(裕次郎灯台)付近

水深はおよそ5〜7mほどの砂地と岩礁帯が合わさったエリアです。

海面には出ていませんが、森戸大明神がある河口付近から、葉山灯台、菜島を結んだ直線状に岩礁帯が存在します。

そのため、ボトムを攻める際は、カウントフォールでボトム付近でフォールをやめるなどの工夫を取り入れて、根がかりが発生しないようにすることも必要です。

他のポイントに比べて比較的潮流は落ち着いてますが、北風(画像でいう上部)が吹いた場合は、岸と菜島の間に急激な潮流が生まれることがあるので、注意が必要です。

オススメポイント② 菜島と葉山灯台の間

水深はおよそ4〜7mほどの砂地と岩礁帯が合わさったエリアです。

海面には出ていませんが、森戸大明神がある河口付近から、葉山灯台、菜島を結んだ直線状に岩礁帯が存在します。

そのため、ボトムを攻める際は、カウントフォールでボトム付近でフォールをやめるなどの工夫を取り入れて、根がかりが発生しないようにすることも必要です。

水深5mくらいまで菜島に近づくと、ホンダワラなどの藻場に当たるので、春の産卵期は、早朝はこぞってこのエリアに集まって、エギングをして釣果を出しているイメージです。

また、沖合への潮流が発生した場合、菜島に向かって流れる傾向にあるため、島との距離感や舟の向きなどと合わせて注意しましょう。

オススメポイント③ 菜島鳥居周辺

水深はおよそ5〜15mほどの砂地と岩礁帯が合わさったエリアです。

水深くらいまで菜島に近づくと岩礁が多くなる傾向にあるので、ボトムを攻める際は、カウントフォールでボトム付近でフォールをやめるなどの工夫を取り入れて、根がかりが発生しないようにすることも必要です。

菜島の西部(画像でいうと左側)に行くほど水深はましてくる地形です。

また、島に向かう、または島を瀬にエギをキャストできる場合はよいですが、横から吹く風の場合は、画像でいう鳥居マークを基準に10時の方向へ移動してみてください。

そのエリアは、画像の左上に向かって、急激な駆け上がりになっており、その駆け上がりの真横からアプローチすることで、特定の水深にいるイカに対して、まんべんなくアピールすることができます。

尚、強風になると急激に菜島に寄せられて、岩礁に乗り上げてしまう危険があるので、しっかりとアンカーを打つか、早めに岸へ移動するなどして回避しましょう。

貸しボート店情報

店名H.F.C/葉山釣具センター
住所神奈川県三浦郡葉山町堀内363
営業時間 6:00〜18:00(出船時間が早い時期は5時過ぎには店舗は空いてます)
定休日不定期
電話番号046−875−5700
店舗URLhttps://super-fishing.com/index.html
SNShttps://www.instagram.com/hayama.fishing.center/
https://www.facebook.com/HayamaFishingCenter/
https://twitter.com/hfckee
出船時間
※3パターンあり
■平日
1便 受付6:00〜6:30 出船6:45 着岸13:00
2便 受付6:30〜7:00 出船7:15 着岸13:30
3便 受付7:00〜7:30 出船7:45 着岸14:00
4便 受付7:30〜8:00 出船8:15 着岸14:30

■週末及び祭日(4月〜10月)
1便 受付5:00〜5:30 出船5:45 着岸13:00
2便 受付6:00〜6:30 出船6:15 着岸13:30
3便 受付6:30〜7:00 出船6:45 着岸14:00
4便 受付7:00〜7:30 出船7:15 着岸14:30

■週末及び祭日(11月〜3月)
1便 受付6:00〜6:30 出船6:45 着岸13:00
2便 受付6:00〜6:30 出船7:15 着岸13:30
3便 受付6:00〜6:30 出船7:45 着岸14:00
4便 受付6:00〜6:30 出船8:15 着岸14:30
料金手漕ぎ船:1隻2名乗り/4,000円
動力船 :1隻3名乗り/14,000円
予約方法ネット予約
https://super-fishing.com/reserve.html
備考・700円追加するで沖のポイントまで曳船(初心者にオススメ)
・泳がせ釣り用の活エサも予約で購入可能
・駐車場が複数に分かれており、当日の予約状況で変動します
・手漕ぎボートは2名、動力船は3名上限
・ライフジャケット、バケツの貸し出しあり
・SNSに釣果情報や、翌日/当日の出船状況報告あり

穴場的なエリアで初心者にもオススメ 〜油壷

油壷の貸しボート画像
海水浴場ではあるがサイズはこじんまりとして穏やかな穴場的な佇まいだ。

二つ目のご紹介は神奈川県の三浦半島でも釣り場として人気な油壺エリアにある穴場的な貸しボート店である「油壷釣船組合」さんです。

葉山とは打って変わって、プライベート感があるこじんまりとしたビーチですが、黒潮の影響を受けやすいこちらのエリアは、非常に魚影が濃いことで有名です。

週末ともなると20隻以上のボートが出船し、中でも常連の方が多い貸しボート店ですが、非常にあっとホームな雰囲気で初心者の方でもチャレンジしやすい環境ですので安心です。

エリア特徴

小網代湾の地形図
マグロやイカで有名な三崎市の北よりに位置する油壷は、黒潮の温かい水温の影響を受けシーズンインが葉山と比べて早い傾向にある

出船エリアとなる小網代湾は、周りを山々に囲まれており、西風以外の影響を受けにくく、比較的海が穏やかな状況が多いため、ボート初心者の方でも安心して釣りを楽しめるかと思います。

また、出船して左側(南側)の岸伝いに相模湾にでると、小島や岩礁帯、藻場が入り組んだ複雑な地形や、水深30m近い砂地のエリアが出てきます。

こちらは天候の影響を受けやすいので、より注意が必要なエリアではありますが、6月をすぎるとワカシから始まり、シーラ、ソウダカツオ、イナダなど人気の魚も多く回遊しますので、エギング以外も楽しめると思います。

ただし一つ葉山と違う部分は、出船場所近くに漁港がありますので、ボートのアンカーをおろして釣りをする際に、必ず漁船の通り道を塞がないように注意が必要です。

オススメポイント④ 小網代堤防(テトラポット)付近

水深はおよそ3〜7mほどの砂地エリアです。
そこまで発達した根に当たったことはないので、根がかりの心配は少ないです。

大きなテトラに潮がアタリ、独特の潮流を形成しています。

小網代湾のほぼ先端に位置しており、沖合からの潮目が当たる場所に位置しているため、ベイトが入ってきやすく、イカにとってもよい捕食場になっているようです。

更に沖に向かってせり出たこのいかにも釣れそうな堤防ですが、釣り禁止のため、陸っぱりのエギンガーに荒らされていないのも嬉しいところ。

また、テトラポットから50mくらい離れた位置に、生け簀のようなエリアが無数にあるため、近辺で身を隠しているイカもおります。

ただし、生け簀近辺で釣りをする際には、潮流と海底の状況をしっかり理解した上で、絶対に網にエギを引っ掛けないよう細心の注意を払ってエギングをしよう。

オススメポイント⑤ 網代崎(胴網海岸奥)の磯

水深はおよそ4〜7mほどの砂地と岩礁帯が合わさったエリアです。
全体的に海底に岩礁帯があり、岸に近づくほど根が複雑になっていきますので、場所を選ばず毎回ボトムステイしているとかなりの確率で根がかりが発生します。

しかし、この岩礁帯にイカが身を寄せている可能性も高く、また岩礁と合わせてホンダワラが群生しているので、春の産卵期にあえてこのエリアを狙うエギンガーも多く、ボートだけでなく磯にも連日エギンガーが並んでいる姿が見られます。

ここは毎度のように釣果が出ているポイントの一つですので、ランガンスタイルでボートをこまめに移動させながらポイントを潰していくと結果に結びつきやすいと考えてます。

オススメポイント⑥ 籠島付近

こちらも水深はおよそ4〜10mほどの砂地と岩礁帯が合わさったエリアです。
籠島の東側(画像でいうと右側)の海底には岩礁が無数にあるため、毎回ボトムステイしているとかなりの確率で根がかりが発生します。

また、籠島の西側(画像でいうと左側)は水深が10m近い場所もあるため、イカの行動を予測して、早朝は岸の近くでエギングをし、徐々に西側の水深が深いエリアを探っていくような動きを取っているエギンガーが多いと思われます。

尚、⑤のポイントと同様に、ホンダワラが群生しているエリアがあるので、春の産卵期においては、周辺で粘るのも一つの戦術としてありです。

当日の気候条件、潮汐、水温などに合わせて、探る水深を変えて行くと結果に結びつきやすいと考えてます。

貸しボート店情報

店名油壷釣船組合
住所神奈川県三浦市三崎町小網代1168−4
営業時間 7:30〜15:00(お店は7時前後には開きます)
定休日不定期
電話番号046−875−5700
店舗URLなし
SNSなし
出船時間 7:30〜(最終13時頃まで出船可能)
料金手漕ぎ船:1隻2名乗り/4,000円
予約方法当日の受付順
備考・お店に並んだ順に受付をし、そのまま出船となります
・餌の販売なし。氷の販売あり
・近くの有料パーキング場を利用(神奈川県三浦市三崎町小網代1228)
・手漕ぎボートのみレンタル可能
・ライフジャケット、バケツの貸し出しあり
・前日に電話連絡で出船状況の確認がマスト!

ボートは自身が船長の意識をもち、上級者ほど無茶しない

安全とリスクのイメージ画像
初めての失敗が取り返しのつかないことになることも少なくない。上級者ほど安全管理に気を配るのはそのためだ。

「あ、あそこに潮目が…あっちでナブラが…」
普段岸から釣りをしていると、海の至るところで発生するイベントを見かけるものの、到底岸からではエギが届かない。なんてことが普通にあると思います。

ボートエギングでは、おおよそイカが釣れる水深である3〜30mのタナを攻めることができるので、普段は指を咥えて見送るしかなかったポイントをガシガシと攻めたくなります。

海で釣りをしたことがある人であれば分かるかと思いますが、海の状況は分単位で変化します。

さっきまで風が穏やかだったのに突然吹き荒れたり、沖に向かう急激な潮流が発生したりと、これが沖合に行けば行くほど、顕著に現れるので注意が必要です。

ボートエギングは己が船長です。
夢中になってエギングを楽しむのではなく、まずは自身と同乗者の安全を確保が最優先事項です。

天候、海の状況、はたまた周りでボートをしている釣り人にまで気を配り、リスクマネジメントを怠ることないよう肝に命じておきましょう!!

当日の気象条件などに合わせてエリアを使い分けよう!

葉山は三浦半島の根本に位置しているのに対して、油壺は三浦半島のほぼ先端に位置していいます。

そのため、春シーズンの始まりについては、より黒潮に近しい油壷エリアの方が早く水温が上がり、それに合わせて浅瀬に近づき産卵する個体も増えるもため、シーズンの始まりが早い傾向にあります。

秋シーズンについても、早く産まれたものがそのまま成長しますので、油壺エリアのほうが早くシーズンインする傾向にあります。

そのため、その時の時期や気象条件などを事前に把握し、エリアを使い分けてエギングすることで、釣果に恵まれる可能性も高くなります。

以前に油壷のボートエギングをした時の釣行LOGがありますので、油壺でボートエギングを検討されている方は参考にしてみてくだい!

まだボートエギングをやったことが無いという方は、是非今回ご紹介したエリアから始めることをオススメいたします。

また、今回はエリアやポイントについての解説でしたが、近いウチにボートエギングをする上でのテクニックや抑えておくべきポイントなど、より実践的な内容を紹介いたしますので、そちらもご期待ください!

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎

「えぎんがない!」とはエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガー2人組みが、神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!

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