難しい夜エギングに効果あり⁉おススメのエギのカラーを紹介

エギ
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以前解説した夜エギングの楽しみ方やコツに関する記事はこちらから!

今回はエギンガーの中でも意見が分かれる、夜エギングに使うエギのカラーについて解説いたします。

色々試しているけどまだしっくりこない方や、種類がありすぎてよくわからない!という方にピッタリな記事となってますので、最後まで読んでみてください。

まずは現地の環境を把握することからスタートする

夜の漁港の画像
夜の海といっても同じ日は存在しない。必ずその時の状況をしっかりと見定めることが釣果へつながる重要な要素だ。

現地についたらすぐにエギングを初めたくなる衝動を抑えて、まずは釣り場を観察しましょう。
これは行きなれた釣り場であっても同じです。

その日、その時で海のコンディションは変わりますので、風向き、潮流、潮位などは必ず抑えて起きましょう。

さらに夜のエギングならではの明かりという観点を忘れてはいけません。

釣り場には常夜灯が設置されているか?船や建物からの明かりがどのくらい差し込んでいるか?などかなり重要な要素の一つになりますので、忘れず確認しましょう。

夜のイカには6つの特徴からエギを選ぶ

プロ、アマチュア問わず、夜のエギングには以下4つのカラーからローテーションすることが非常に多いです。

その時の海の状況や気象条件に合わせてチョイスすると釣果に繋がりやすいので特徴を知っておきましょう。

クリアボディ

暗い夜の海の中でも多少の光を拡散させる効果はありますが、それ以上に光を透過させることで、周辺の景色に溶け込みつつ、ボヤッと見える姿がイカに効くとされています。

海の状況がいいのにいまいちイカが触らない時や、周辺にエギンガーが多くイカがスレているような状況で、有効な一手となります。

月明かりや常夜灯はそこまで気にせず、潮が澄んでいるような状況での利用をおすすめします。

グローカラー

特殊な塗料で蓄光し自ら発光するため、暗い夜の海はもちろんのこと、濁りの強い潮の中でもイカに存在をアピールすることができます。

海の濁り具合や釣り場の光量などに合わせて、ヘッドライトなどで照射すると光る度合いを調整することも可能です。

これは個人的な意見ですが、アピール力が強いエギが故に、イカに見切られるのも早いと感じてますので、同じポイントに対して何投かキャストしたら交換するようにしてます。

赤テープ(下地)

月明かりや該当がない状況ども色のコントラストでイカにアピールすることができます。

濁り潮よりも澄み潮のほうがより効果が高く、プロ、アマチュア問わず夜エギングのお供として非常に人気なカラーです。

Yamashitaから発売されている軍艦グリーンは緑と赤の組み合わせが非常にイカに有効で、SNSなどでもよく目にするエギの一つです。難点は中々店頭では購入できないことと、ネットでは定価以上で販売されていることでしょう。

赤テープは1本は必ず持っておきたいエギです。

黒色

夜の暗い海の中で黒色?と思うやもしれませんが、これが非常に有効なんです。

特に満月の夜など海全体が明るく照らし出される日に使うことで、黒と別の色とのコントラストがイカに対してアピールになります。

先程の赤下地と黒との組み合わせや、黒と金の組み合わせは鉄板カラーの一つですので、抑えておきましょう。

金色

特に濁りの強い潮の中で効力を発揮するとされており、実際に金色のカラーはどのメーカーからも販売されており、夜にエギングをするエギンガーにも人気の色です。

上記で説明した黒と組み合わせたカラーで、コントラストを強調し暗く濁った海の中でもイカが視認しやすい状況を作れるのでオススメです。

紫外線発光

いわゆるケイムラカラーや、Yamashitaが製造販売しているネオンブライトがこれに該当し、紫外線に反応して発光します。

紫外線発光と聞いてピンときた方もいらっしゃると思いますが、太陽が出ていない夜は紫外線量が非常に少なく、満月であってもその明かりに含まれる紫外線量は微量です。

ではどんなときに活用できるのか?それは常夜灯が周辺にあるエリアです。

特に水銀灯、メタルハライドランプが紫外線量が多いため発光しやすく、ついでLEDライトとなります。

尚、漁港や堤防の先に設置されていることが多い、赤色の常夜灯の場合、色の波長が海の表面にしか届かないため、あまり有効とは言えないため注意が必要です。

シチュエーション別にエギを使い分ける

月明かりが差し込んでいる場合

夜の海と満月の画像
満月の夜は明かりがいらないくらい海が照らされ、魚達の活性も上がる非常に良いシチュエーションの一つだ

黒色系、赤下地、クリアボディを中心にエギを構成すると良いでしょう。
また微量ではあるものの、紫外線発光するケイムラカラーもオススメの一つです。

また、個人的にはYamashitaネオンブライトシリーズのバトルグリーンもオススメしたいです。

紫外線発光ではあるものの、グリーンに赤テープをエギのサイドにつけたカラーは、夜エギングのお供にぴったりで、私もこの1本で釣果を上げれているので、是非一考してみてください。

街灯や船舶のライトなどが海を照らしている場合

漁港に設定された常夜灯の画像
常夜灯の種類や海を照らしている向き、照らしている範囲を確認し有効活用しよう

赤下地、黒色、紫外線発光系を中心にエギを構成すると良いでしょう。

該当や船舶からのライトで照らされている状況で、上記色が効力を発揮するのは既に説明しましたが、中でも是非試していただきたいのが、照らされた部分と暗い部分の境界線を意識し重点的に攻めることでより釣果が望めると思います。

メインターゲットとなるアオリイカは、明るい部分と暗い部分の境界線を泳ぎ餌を待つ動きをする習性が、メーカーの研究でわかっています。

この特徴を生かして、イカに効果的なアピールをしてみてください。

月明かりや街灯の明かりなどがなく暗闇に近い場合

明かりがない夜の海
月明かりも常夜灯もない夜の海はイカにとっても周囲が見えづらい環境であることを理解しよう

グローカラー、金色、赤下地を中心にエギを構成すると良いでしょう。

真っ暗でかつ潮が濁った状況では、視力が良いとされるイカでもエギを見つけることが困難になります。

そのため、どれだけイカに見つけてもらえるかを意識し、ランガンする際も普段より間隔を短めに移動するなどして工夫すると釣果につながるかと思います。

正直暗闇に濁りがプラスされた状況は、コンディションとしては非常に難易度が高いですが、是非エギの特性を最大限に活かし、釣果に結びつけましょう。

エギの特徴を最大限活かしイカにアピールしよう

メーカーが研究を重ねて作り上げているエギは、日々進化しています。

今回は発光や色のコントラストによってイカにアピールできるエギを紹介いたしましたが、ゆっくり沈むタイプ、あえてダートさせずに水中姿勢を安定させるタイプなど、エギにはそれぞれ得意とする分野があります。

これらエギの特性をちゃんと理解すれば、様々なシチュエーションに対応することができ、難しいといわれる夜エギングにおいても釣果につながっていくことは間違いないです。

特に普段何となくエギをローテーションしている方は、是非一度使用しているエギの特徴を調べていただき、それぞれの用途にあったシチュエーションで使ってみてください。

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎

「えぎんがない!」とはエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガー2人組みが、神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!

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