皆さまこんにちは!
春イカシーズンで少しでも釣果を出すべく、秘密兵器としてエギのチューンアイテム、アワビシートを導入した件について、実釣結果含めてインプレしたいと思います。
先出しで結論を申し上げますと「釣果につながってるし結構ありかも」と思ってます。
今回は、エギにアワビシートを貼って効果を実感した経験をもとに、アワビシートの特徴、貼り方、そして実際の釣果の変化について詳しく解説します。
アワビシートとは?

アワビシートは、株式会社ダミキジャパンがあわび本舗ブランドとして提供するエギ・ルアー用のカスタムシールです。
- 製品特徴
- 厚さ0.08~0.1mmの天然アワビ内部をスライスした素材を使用
- 「重見アワビ パイロットブラック」など、エギンガーの好奇心をそそるカラー展開
今回は「重見アワビ パイロットブラック」というカラーを購入しました。
あわび本舗の製品ページによるとこのカラーの特徴は、
http://damiki-japan.com/02_awabi-honpo/shigemi.html
パイロットブラックヤル気のあるイカなら一投目でノッてくるNo.1人気カラー「パイロットブラック」。入門者からトップアングラーまで、幅広く使用する超エースカラー。
との事。このシートは、エギの視認性を高め、特に視界が悪い水深の深いエリアや藻場での効果が期待できると評判です。
なぜアワビシートは効果があるのか?

エギングでの釣果アップの鍵は、エギがイカに見つけてもらいやすくすること。
アワビシートの効果的なポイントは、以下の通りです。
- フラッシング効果
アワビシートが乱反射する光が、まるで魚の鱗のようにイカの目に映り、暗い場所でもエギがしっかりと視認されるようになります。 - エギの位置とアタックの関係
イカは主にエギの後方から狙うため、シートはエギのカンナ側付近に貼ることで、狙われやすい位置にアピールできます。
こうした仕掛けが、「釣れるエギ」への変貌を促し、実際の釣果につながると実感されています。
アワビシートの貼り方

アワビシートの貼り付けはシンプルながら、エギの形状やイカの噛み付きパターンに合わせた工夫が必要です。
貼り付け位置の選定
基本的にはエギの中央よりカンナ寄りの後ろ側がおすすめ。イカのアタックパターンに合わせた配置が重要です。
シートのカット方法
上の画像は実際にエギングをする中で多くのアタリがあったエギです。
片方はアワビシート1枚をそのまま貼り付け、片方は端材をカットしたものを等間隔に貼り付け使っており、双方とも沢山のイカに噛みつかれてアワビシートが削れています。
エギごとに噛み跡が集中する箇所が異なるため、自分のエギで頻繁に噛まれる部分をチェックし、シートを小さくカットして適宜配置すると効果アップが狙えます。
さて、シールの話に戻しますと、シール自体を裏返してみると分かり易いのですが、予めエギのカンナ付近のボディにフィットする形に切れ込みが入っています。

今回はエギの背中のカンナ寄りの位置に貼り付けていきます。

背中やテール部分が平坦なエギ(例:エギ王シリーズ)なら貼り付けやすいですが、凹凸があるモデル(例:アオリーQフィンエース)には、シートを細かく調整する工夫が必要です。

実際の釣果と噛み跡パターンの変化

アワビシートのお陰か、はたまたエギ性能やカラーローテが当たったのかは定かではないですが、アワビシートを貼って出かけた初釣行、三浦のハイプレッシャーな漁港であっさり650gの春イカが釣れました!
当たりエギは、エギ王Live 3.5号 ルナホワイト 全身グローで発光しているアピール強めのエギです。
しかも、この釣果の直後にポイントの移動先で同じエギをキャストして一投目でヒット!
しかし、1杯上がってすっかり気を抜いていた為、合わせが早かったこと、ドラグのコントールをミスったことが起因して足が千切れてバラしてしまいました。
エギの噛み跡パターンの変化

前項と少し矛盾する話にはなりますが、釣行翌日にエギを洗っていた所、アワビシートを貼り付けて以降、イカにアタックされた後のエギの状態に変化がある事に気が付きました。
これまではイカがヒットした場合、主にボディの羽根から目のあたりの布に噛み跡が付くケースが大変でした。
上の画像の噛み跡は、アワビシートを貼る以前にアオリイカをバラした際についた物です。
アワビシートを貼り付けて以降、ボディに噛み後が付かない代わりに、アワビシートがギザギザに捲れたり、下の画像のようなヘコみが出来るようになりました。

想像ですが、これまで魚のヒレに該当する位置を中心的に噛みついていたアオリイカが、何だかの理由でアワビシートの貼り付けてある箇所を中心に噛みつくようになったのではないかと考えられます。
僕のようにカンナの付近にシートを貼り付けている場合は、イカからカンナまでの距離が近くなる為、フッキングがしやすくなったり向こう合わせが発生したりする可能性が上がかも?とも感じています。
アワビシートのコストパフォーマンスと注意点
アワビシートの購入当初は効果が不明であった事もあり、短冊サイズのシールに価格は660円という価格が割高に感じられた為、小さくカットして少しずつ使い、半分以上残った状態で机の上に放置していました。
ある日、家族から「机の上の釣りのゴミ、捨てておいたよ」と言われ、慌てて確認するとエギの空箱と共にアワビシートが無くなくなっていました。。。。
アワビシートはきちんと入れ物に入れて保管する事をオススメします。。。
まとめ
エギングやイカ釣りにおいて、アワビシートは非常に有効なチューンアイテムです。
特に春イカシーズンでは、エギに貼るだけで視認性が向上し、結果的に釣果アップにつながります。
また、自分のエギのアタックパターンに合わせたシートの貼り方を工夫することで、より一層の効果を実感できるでしょう。
釣果向上を目指すエギンガーの皆さんは、ぜひ一度アワビシートを試してみてください。
更なる効果の調査の為、アワビシートを追加購入しました!

せっかくなので前回とは違う「重見アワビ モンスターブラック」というカラーをチョイスしたので、改めて釣果があればSNSや釣行ログ等で報告していきたいと思います!
今年は全国的にもシーズンがはっきりせず、釣果的にも厳しい日が続いているようです。
そんなときこそ、釣れないことを嘆くのではなく、どうするればイカの興味を引けるか?ということを思考して、明日の一杯を目指していきます!

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎
「えぎんがない!」とはエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガーが、神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!