エギング初心者でも釣れる!?初夏の三浦半島で旬のケンサキイカを釣るポイント5選

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梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね!えぎんがない!?です。

親イカシーズンも終わりと言っても過言でない時期になり、あとは数少ないアオリイカを長時間粘って釣る修行をするか、シーズンオフで秋に向けて準備するという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、我々のように春に思ったような釣果が得られなかった方は、こう思っているのでは?

もっとエギングでイカを釣りたい!!!

そんな東京近郊に済むアングラーに朗報です!!

6月〜8月の間、三浦半島ではケンサキイカが数釣れるシーズンになります。

このケンサキイカですが、三浦半島の中でも三崎市近辺ではメトイカと呼ばれ、秋の新古シーズンのアオリイカの様に、非常に好奇心も多く、捕食行動も活発なため初心者でもカンタンに釣ることができます!

また、味は甘みと旨味たっぷりで非常に美味しいイカなので、地元の釣り人が様々な仕掛けでメトイカ釣りを楽しんでます。

今回は、初心者で中々イカを釣り上げられずにモヤモヤしている方や、シーズンオフで渋々棚にエギングロッドをしまった方は必見ですので、是非一読してみてください。

ケンサキイカとメトイカの違いは?

メトイカの画像
エギとの対比でわかるようにケンサキイカと比べてメトイカの体長は小さいことがわかる

メトイカというフレーズは初めて聞く方も多いと思います。
しかし、メトイカとは三浦半島のある地域限定で呼ばれている呼称であり、本来の名前は「ケンサキイカ」です。

名前の由来は諸説ありますが、目がキラリと光ることから「目灯イカ」→「メトイカ」になったのではと言われております。

ケンサキイカは本来市場でも高値で取引される人気のイカですが、このメトイカの最大の特徴はサイズが非常に小さいということです。

重さで言うと平均で200〜300g位のサイズで、アオリイカであればリリースサイズといえるでしょう。

その分地元でも比較的安価に販売されていますが、食味は非常に美味しいため、食卓に並ぶこともあるようです。

特徴は身体の小ささだけではありません。

アオリイカと比べて非常に泳ぎが得意とされており、私自身釣り場で執拗にエギを追いかける姿を見ているので、性格は極めて好奇心旺盛かつ、ベイトに対しての捕食スタイルは獰猛と言えます。

この辺の習性も釣るためのポイントに繋がりますので、覚えておくとよいでしょう。

活性が上がるシーズンと釣れる場所はどこか?

シーズンは初夏〜真夏にかけて群れが接岸してくるため、陸っぱりから釣るチャンスが増えます。

その年の梅雨の期間など気象条件によって多少変化はあるものの、概ね6月上旬〜8月下旬を目処にしておけば間違いないと思います。

また、メトイカは三浦半島の三崎市で水揚げされることが多いとされ、実際に釣り人も三崎市の漁港、堤防、磯など様々な場所で釣りをしております。

特に小魚が群れで接岸してくることの多い、潮通しの良いエリア近くのワンドは群れが入ってくるケースも多く、初心者の方でも比較的釣りやすいので狙ってみてください!

メトイカの釣るための5つのポイント

メトイカは初心者でも釣り上げやすいイカではありますが、もちろん他のイカと同様にポイントを抑えることでより釣れる確率は上がると言えます。

それではそのポイントを5つに分けて解説いたします!

夕暮れから日没2時間と上げ潮の夜間を狙う

これは魚全体に言えることですが、活性が上がるマズメはハイチャンスです。
特にオススメなのは、以下パターンです。

  • 夕暮れから日没後2時間くらいまでを狙う
  • 夜行性のため夜間の中でも干潮から満潮に向けての上げを狙う

尚、潮汐は一日に2回干潮満潮を迎えますが、我々の実績を見返すと、夜間の上げ潮の差が大きい日を狙うと釣果が出やすい傾向にあります。

そのため、中潮で潮位差の少ない時間帯よりも、小潮で潮位差の大きな時間帯で釣りをするほうが良い結果が出てますので参考にしてみてください。

適正サイズのエギを使う

イカは自身の胴体の半分〜1つ分の長さの獲物にしか興味を示さないとされています。

この時期の三浦市のベイトサイズを見ると、3cmくらいのマイクロサイズと10〜13cmくらいのサイズが接岸して群れで泳いでいるのが見えます。

また、メトイカは先にご説明したとおり、200g前後と小さいイカになりますので、必然的に捕食する対象のベイトサイズも小さくなります。

そのため、メインで使うエギは2.5号か3号を使い、食い気が渋いときなどは2号サイズを使うと反応があることが多いです。

またメトイカは非常に好奇心が強く、獰猛な性格と思われるため、いわゆるフラッシング効果(小魚の鱗に光があたってキラキラ光るような効果)があるエギも有効なようです。

オススメのエギの種類やカラーは過去記事で紹介してますので是非見てください。

シャクリ(ジャーク)は細かい誘いでOK

いろんな誘い方があり考え方があると思いますが、我々の経験上、春イカのように大きくシャクって目立たせたり、ギュンギュンと水中を素早くダートさせることは不要だと思っています。

なぜなら、岸沿いを泳いでいる小さいベイトを観察していても、動きに緩急はあれどそこまで激しい動きは続けないからです。

ではどのように誘うかというと、もっと細かく穂先を50〜70cmくらい動かして、エギをチョンチョンと水中で動かす程度です。

更にドラグは比較的緩めで、この程度の動きに対しても、ジッジッとドラグ音をたててラインが出る位に設定しています。

これで十分メトイカは興味を示してくれ、実際に釣果も上げています。

因みにこの誘い方は初心者の方でも再現しやすく、疲れにくいのでオススメです!

文章だけだとイメージつかない方は、Yamashitaの川上さんと拓殖さんがぴょんぴょんサーチという強く誘わないエギを使ってる映像があり、特に6:30くらいからの拓殖さん(黒ジャケットの方)のシャクリかたがイメージに近いので参考にしてみてください!

中層をメインに攻め、反応がなければボトムに落とす

メトイカは群れで回遊し、中層から表層にいる獲物に対してアタックを仕掛けます。

そのため、基本的には中央をメインで探り、反応がない場合は一度ボトム付近をさらって反応を待ちます。

また、群れで回遊しているため、基本的には回遊待ちとなるケースが多いため、潮が止まって動き初めてすぐなど変化があるタイミングでは、中層をメインに置くことで、手返し良く沖から岸壁付近までを誘えるため、群れに当たる可能性が高まると感じてます

因みにフォール姿勢はフリーでもカーブ(テンション)フォールでも大丈夫です。

秋の新子のように、エギをひったくるようなアタリもありますし、細かいジャークで中層をメインとするため、アタリを取れなくても、フォール後のシャクリ合わせでフックできるかと思いますのでご安心ください。

可能な限り足元までエギで誘い、追尾をチェック

これはメトイカ釣りをする上で非常に重要です。

何度も言うように、メトイカは非常に好奇心が強く、餌に対して貪欲です。

実際にシーズン中にメトイカエギングをやるとわかりますが、アオリイカとは比べ物にならない位足元付近までエギを追って来るケースが多いです。

根が手前にあるため早めにエギを回収したいと思い、リールダダ巻きして回収しようとするだけで、その後ろをギューンギューンと追いかけて来るくらいサイトで確認できます。

ちゃんと海底の状況を理解した上ですが、エギが岸から5メートル位まできたタイミングで、一度フリーで中層より少し下にゆっくりフォールさせて反応を待つような、ねちっこい誘いも試してみてください。

常夜灯などが近くにあれば、サイトでエギを抱く瞬間を拝めるかもしれません。

えぎんがない<br>ポイント
えぎんがない
ポイント

暗い夜の中で、手前にきたメトイカがエギにちょっかいを出す瞬間が見たいと思ってヘッドライトを当てたら、一瞬で逃げられてそのまま戻ってくることがなかったぞ

数釣りができて、小さいけど美味しいメトイカは初心者にもオススメ

夏になるとイカはシーズンオフと言われるくらい、エギングで釣果を上げるのが難しくなります。
そんなオフシーズンに初心者も楽しみやすいメトイカ釣りができのは本当にありがたいです。

時期的に2.5号サイズのエギの在庫が比較的多いので、お近くの釣具店でも気軽に購入できるのも嬉しいところです。

最後に我々が実際に2022年にメトイカ釣りに言った時の釣行ログがありますので、更に詳しく見たい方は是非参考にしてみてください!

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎

「えぎんがない!」とはエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガー2人組みが、神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!

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