アオリイカをエギングで釣るためには水温が重要!水温を調べる便利な道具やアプリをご紹介

シチュエーション
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こんにちは!えぎんがない⁉です。

エギングは春と秋にハイシーズンがありますが、それ以外の時期でも状況次第で岸からアオリイカを狙う事ができます。

全てのシーズンに言えることですが、特に冬から春にかけてのエギングに関してキーとなるポイントいくつかありますが、その中でも「水温」は釣果に直結する非常に重要要素の一つと言えます。

以前我々が春のエギングシーズンに水温と釣果の関係について実際に釣り場で試してみましたので、こちらのリンクから第1回目第2回目第3回目の釣行Logを確認ください!

今回の記事を読んでいただければ、アオリイカを釣るために重要な要素となる水温の考え方を知っていただくことで、アオリイカに接触できる機会がグンと上がるはずです。

また、記事の後半にて我々が普段水温を確認する際に利用している水温計や、便利なアプリなどをご紹介いたしますので最後まで読んでみてください!

エギングのハイシーズンは春と秋の年2回!

我々えぎんがないのホームである三浦半島の年間表がこちら。エリアによって特徴や時期が異なるので自身が通うエリアの特性は正しく把握する必要がある

エギングのハイシーズンは、春に接岸する親アオリイカが釣れる春のシーズン、夏に生まれた小イカが少し大きくなってくる秋のシーズンと年2回あります。

アオリイカが活発に捕食活動するのは20度前後と言われており、実際に僕らがエギングをしている中で、18度〜22度程度の海水温時に当たりが出やすいと感じています。

この海水温を月で考えると、南北で多少のズレがあるものの、おおよそ4月後半〜7月前半、10月前半〜11月後半となり、春と夏のハイシーズンと重なります。

アオリイカが釣れる最低温度は16度が目安!

釣り上げられたアオリイカの画像
12月中旬に三浦半島の堤防で釣れたアオリイカ

僕らえぎんがない⁉がホームにしている三浦半島では、12月でも海水温が18度近くある日があり、水温が下がる度に徐々に渋くなるものの16度程度まではポツポツとエギングを楽しむ事が出来ます。

中には気温が一桁台で人気が少なくなるが、水温が16度以上の冬をあえて狙ってイカを吊り上げ続けている生粋のエギンガーを何人か知ってます。。。

そんな中でも1月も後半に入り、水温が15度を下回ると堤防から墨跡が少なくなり、僕らのロッドにもまったく反応が無い日が激増します。

イカの個体差やポイント、潮の状況によって14度以下でも釣れるケースはありますが、僕らえぎんがない⁉はこれまでの経験から水温16度をエギングに出かけるボーダーラインにしています。

海水温の高い低いで釣れなくなるの?

まずは水温の上昇や下降でアオリイカの釣果が下がる理由についてお話ししていきたいと思います!

水温と関連してアオリイカの釣果が下がる理由については、低水温の時期と高水温の時期で理由が異なります。

アオリイカは低い水温が苦手!

アオリイカは寿命の温帯や熱帯域に広く生息するイカです。
その為、暑さにはある程度抵抗がありますが、寒さにはあまり強くありません。

水温が15度を下回るようになる晩秋や冬の時期になると、アオリイカは沿岸部を離れてより水温が高く安定している深場に潜ってしまいます。
沿岸にとどまっている個体については水温低下により活動量も落ちて、捕食行動についても消極的になります。

多くの個体は冬の海水温が低い期間を温かい沖の深場で過ごし、海水温が上がり始める春から初夏にかけて、再び沿岸部に戻り産卵を終えてその一生を終えます。

高い水温が得意だけど大きな個体が少ない

アオリイカは温帯や熱帯域に生息するイカの為、暑さにはある程度抵抗があります。

えぎんがない⁉では、水温が高い時期にアオリイカが釣れにくいのは、水温の影響もあるが産卵によって個体数が激減している為だと考えています。

アオリイカは春に産卵し、夏に孵化し、秋以降にエギングのターゲットとなるサイズに成長します。
日本において海水温が最高温達する7月末〜9月初旬は、多くの親イカが死滅しており、小イカはエギングのターゲットになりえないサイズという事になります。

アオリイカは赤道近くのインドネシアの近海にも生息している為、日本近海の最高水温程度では多少捕食が消極的になる事はあっても、大きな影響は無いと考えています。

釣りに必要な気象予報がギュッと詰まった便利アプリ「Windy(ウィンディ)」をご紹介

気象予測アプリWindyのサンプル画像
Windyで1月下旬の相模湾近海の海流を調べた図がこちら。青白いのが「黒潮」の本流となるので、黒潮が近づけば温かい海水が岸まで入ってくることが予想できる

釣り好きだけでなくアウトドアやサーフィンなどのマリンスポーツなどをやる方なら、完全無料のものから有料のWEBサービスのものまで様々な情報を集めている方が多いと思います。

そんな数あるアプリの中で我々がおススメしているのが「Windy(ウィンディ)」です。

このサービスはチェコの企業が生み出したのですが、ヨーロッパのスーパーコンピューター解析気象データ、アメリカの国立気象局、ドイツの気象局など、様々な国際機関が公開している情報や予測モデルをもとに作られている優れもの。

元々は世界規模の風速、風量データをもとに雨雲などの動きを予測し天候をみる機能のみでしたが、ここに釣りには必須となる「水温」「海流」「潮流」などのデータも確認できちゃいます。

使い方は非常に簡単。スマホにも対応しており、無料範囲での利用であればログインも不要で、自分が見たいエリアを拡大し、メニューから確認したい条件(風向、風量、水温、潮流など)を選択すれば現時点のデータが数字ではなくグラフィックで表現され非常に見やすいです!

また三日後までの予測データも無料で見れるので、他の気象予報などと合わせてみていただくことで非常に制度の高い予測が立てられると思います。

最初は気軽に見ていただき、例えばタイドグラフ(潮汐)図と、エギcomなどの釣果報告と掛け合わせてみていただくことで、なぜその日のその時間に釣れたのか?といった仮説が立てることが可能です。

是非ご自身のエリアの攻略ポイントを見つけるのに活用してみてください!

まとめ:アオリイカは水温16度から釣れる!18度以上あると尚良い!

今回はアオリイカが釣れる水温についてお話しました!
アオリイカは16度前後から釣る事が出来ますが、16度の段階ではまだ個体数が少なく活性も高くなさそうです。

春イカシーズンの開幕に向けて徐々に水温が高くなっており、釣果報告サイトでは徐々にアオリイカの釣果報告が増えてきています!

まだまだ釣り場が寒い時期なので、せっかく行くならば、水温が18度に迫り多くのアオリイカが接岸して、活性が高いタイミングでエギングに行きたいですね!

この記事を書いた人:えぎんがない⁉︎

えぎんがない⁉はエギングの魅力にガッツリはまってしまった首都圏在住の初心者エギンガーが神奈川県三浦エリアを中心に日夜イカ釣りを行い、その結果や情報を発信をしているエギングの情報メディアです。同じくイカが欲しいのに釣れない!と悩んでいる人たちのお役に立てれば幸いです!!

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